駅の歴史と名所案内 大垣駅 OGAKI STATION

駅名　大垣駅
旧漢字　大垣
よみ　おおがき
歴かな　おほがき
発音　オーガキ
所在地　岐阜県大垣市高屋町一丁目145
電報略号　カキ(ナコカキ)
事務管理コード　△530126
貨物取扱駅コード　5425・5426(近畿日本鉄道)
マルス入力コード　ナコカキ
マルスカナコード　オオガキ
スリーレターコード　
鉄道事業者　東海旅客鉄道・樽見鉄道・養老鉄道
所属路線　東海道本線・樽見鉄道樽見線・養老鉄道養老線
乗入路線　東海道本線(CA77)
　　　　　樽見線(TR01)
　　　　　養老線
キロ程　東海道本線　東京起点　410.0km
　　　　東海道本線美濃赤坂支線　大垣起点　0.0km
　　　　樽見線　大垣起点　0.0km
　　　　養老線　桑名起点　43.0km
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

名所案内標記載事項(国鉄営業局昭和30年4月)
　大垣城跡　大垣公園にあり　南500米
　赤坂金生山　眺望によく化石豊富　当駅乗換美濃赤坂駅下車山麓まで300米
　養老公園　養老の滝、桜ともみじ　当駅乗換近畿日本鉄道養老駅下車西1.5粁
　霞間ヶ谷の桜　天然記念物　当駅乗換近畿日本鉄道池野駅下車西2粁
　横蔵寺　天台宗　国宝仏像多数　当駅乗換近畿日本鉄道揖斐駅下車北1.6粁
　谷汲山華厳寺　天台宗　西国33番の霊場

歴史
1884年(明治17)5月25日　官設鉄道(のちの国鉄・JR)関ケ原駅～当駅間延伸に伴い、駅開業。一般駅。
1887年(明治20)1月21日　官設鉄道が当駅から加納駅(現在の岐阜駅)まで延伸。
1891年(明治24)10月28日　濃尾地震により本屋全壊。
1895年(明治28)4月1日　線路名称制定。東海道線(1909年に東海道本線に改称)の所属となる。
1913年(大正2)7月31日　養老鉄道(初代・後の近鉄養老線)養老駅～池野駅間の開通に伴い、駅開業。
1922年(大正11)6月13日　養老鉄道(初代)が揖斐川電気(現在のイビデン)に合併。同社の駅となる。
1928年(昭和3)4月6日　揖斐川電気の鉄道事業分社化により養老電気鉄道が設立。同社の駅となる。
1929年(昭和4)10月1日　養老電気鉄道が伊勢電気鉄道に合併。同社の駅となる。
1936年(昭和11)5月20日　伊勢電気鉄道が養老線を分社化し養老電鉄が設立。同社の駅となる。
1940年(昭和15)　国鉄駅舎改築。
1940年(昭和15)8月1日　養老電鉄が参宮急行電鉄に合併。同社の駅となる。
1941年(昭和16)3月15日　大阪電気軌道と参宮急行電鉄が合併し関西急行鉄道が設立。同社の養老線の駅となる。
1944年(昭和19)6月1日　関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道、のちに分社化)と合併し近畿日本鉄道が設立。同社の養老線の駅となる。
1956年(昭和31)3月20日　国鉄樽見線が当駅～谷汲口駅間で開業。
1983年(昭和58)4月1日　国鉄のホーム案内放送を自動化。
1984年(昭和59)1月10日　車扱貨物を近畿日本鉄道線連絡のものに限定。なお、オーミケンシ・帝国繊維・東邦テナックスの大垣工場への専用線はこの頃まであった。
1984年(昭和59)10月6日　国鉄樽見線が樽見鉄道に移管。
1984年(昭和59)12月7日　駅舎改築工事のため、仮駅舎を使用開始。
1985年(昭和60)12月7日　橋上駅化。これに伴い、それまで北改札口と南改札口とを結んでいた跨線橋が、北口と駅本屋とを結ぶ自由通路となり、また駅前南側のロータリーも作り直された。それまでの北口改札の建物は『PIER BURGER』など数回店舗が入居するもやがて倉庫となる。なお、ほぼ同時期に養老線駅舎も改築。
1986年(昭和61)3月19日　駅ビル「アピオ」開業。
1986年(昭和61)11月1日　荷物の取り扱いを廃止。
1987年(昭和62)4月1日　国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
1992年(平成4)5月30日　JR東海の改札口に自動改札機を設置。
2006年(平成16)3月28日　樽見鉄道当駅～本巣駅間の貨物列車の運行を終了。
2006年(平成18)11月25日　ICカード「TOICA」の利用が可能となる。
2007年(平成19)10月1日　近鉄が養老鉄道に路線を譲渡。同社の駅となる。
2009年(平成21)9月19日　バリアフリー設備を備えた新しい南北自由通路が開通。
2012年(平成24)4月　旧発車ベルの使用停止。
2012年(平成24)9月16日　北口広場が全面完成。
2016年(平成28)3月26日　1日3往復のJR西日本車(221系・223系・225系)の大垣乗入れが廃止。姫路方面への直通列車がなくなり、すべての下り普通列車が米原駅にて乗り換えとなった。また、「しなの」の大阪直通終了(当駅は通過)に伴い、当駅を経て米原駅以遠の東海道本線に直通する旅客列車は「ひだ」と「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」のみとなった。
2018年(平成30)8月31日　駅ビル「アピオ」の営業を終了。
2019年(平成31)4月25日　飲食店やコンビニ、ドラッグストアなどが入居する複合駅ビル「アスティ大垣」が開業。

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