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駅の歴史と名所案内 米原駅 MAIBARA STATION

駅名 米原駅
旧漢字 米原
よみ まいばら
歴かな まいばら
発音 マイバラ
所在地 滋賀県米原市米原475
電報略号 マイ(ナコマイ)→マイ(オサマイ)(1987年3月1日に大阪鉄道管理局に移管のため)
事務管理コード △530134→△610147(1987年3月1日に大阪鉄道管理局に移管のため)
貨物取扱駅コード 5429→6000(1987年3月1日に大阪鉄道管理局に移管のため)
マルス入力コード ナコマイ→オサマイ(1987年3月1日に大阪鉄道管理局に移管のため)
マルスカナコード マイバラ
スリーレターコード 
鉄道事業者 西日本旅客鉄道東海旅客鉄道近江鉄道
所属路線 東海道本線北陸本線東海道新幹線近江鉄道本線
乗入路線 東海道本線(JR西日本JR-A12・JR東海CA83)
     北陸本線(JR-A12)
     東海道新幹線
     近江鉄道本線(OR01)
キロ程 東海道本線 東京起点 445.9km
    北陸本線 米原起点 0.0km
    近江鉄道本線 米原起点 0.0km
                                                        

 

名所案内標記載事項(国鉄営業局昭和30年4月)
 青岸寺 指定名勝の庭園あり 東南400米
 多賀神社 当駅乗換近江鉄道多賀駅下車

 

 

歴史
1889年(明治22)7月1日 官設鉄道の分岐点(後の深谷)~当駅~馬場(現在の膳所駅)間および当駅~長浜間の開通と同時に開業。一般駅。延伸開業区間で最も古い6駅(長岡、米原彦根能登川、八幡、草津)のひとつ。
1895年(明治28)4月1日 線路名称制定。東海道線(1909年に東海道本線に改称)へ所属変更。
1902年(明治35)11月1日 当駅から長浜方面への東海道線支線が北陸線(1909年に北陸本線に改称)に編入
1931年(昭和6)7月4日 近江鉄道の駅が開業。
1931年(昭和6)11月 彦根米原~長浜の区間列車を設定され、これが国鉄初の気動車の導入であった。
1954年(昭和29)2月1日 構内改良工事着手。
1955年(昭和30)4月 操車場の使用を開始。
1955年(昭和30)7月25日 稲沢駅~当駅間の電化が完成、電気機関車基地も開設。
1955年(昭和30)11月1日 構内改良工事竣工。拡張までは1番ホーム(下り本線)、2・3番ホーム(東海道上り本線・1番線)、4・5番ホーム(北陸線上り本線・上り1番線)であった。
拡張後1998年までの在来線は1番ホーム(下り本線)、2・3番ホーム(東海道下り1番・2番線)、4・5番ホーム(北陸線上り本線・上り1番線)、7・8番ホーム(北陸線下り1番線・本線)、9・10番ホーム(東海道上り1番線・本線)であった。北陸線米原折り返しは主に4・5・7番線を使用し、北陸発大阪行きは3・4番線、名古屋発北陸行きは2・3番線を主に使用していた。
1956年(昭和31)11月19日 当駅~京都間が電化され、東海道本線全線電化。同時に当駅~彦根の路線が付け替えられた。
1961年(昭和36)10月1日 北陸本線に乗り入れる初の特急列車「白鳥」(大阪~上野・青森)が運転開始された。
1962年(昭和37)9月30日 田村~当駅間電化、直江津~当駅全線信号自動化完成。
1964年(昭和39)10月1日 東海道新幹線の駅が開業。所在地が滋賀県坂田郡米原町であったことから、当時の東海道新幹線では珍しい(「市」ではなく)「町」にある新幹線駅として誕生した。
1964年(昭和39)12月25日 北陸線電車特急「雷鳥」「しらさぎ」運転開始。
1966年(昭和41)12月1日 富山~当駅複線化完成。
1970年(昭和45)3月15日 新幹線のホームが16両対応に延伸される。
1972年(昭和47)3月1日 貨物の取り扱いを廃止。
1972年(昭和47)10月 日本海縦貫線が青森まで電化されたことに伴い、「ひかり」3往復が米原停車を開始する。ひかりの停車駅追加は東海道新幹線開業以来初めてであり、この停車により東京方面と北陸方面の所要時間が約1時間短縮された。
1973年(昭和48)12月22日 新幹線の米原駅構内で、突風によって電車線が浮き上がり、外れたハンガイアーにパンダグラフが衝突して補助ちょう架線が破線する事故が発生。この影響で、重架線化工事が完了するまでの間、冬季の米原付近での風速規制が強化された。
1975年(昭和50)3月10日 関西から北陸間の優等列車湖西線経由に変更され、一部の急行列車のみが米原経由で残った。米原から北陸方面を結ぶ優等列車は名古屋発着の「しらさぎ」が残ったほか、米原発着の「加越」が新設された。
1983年(昭和58)4月1日 国鉄のホーム案内放送を自動化。
1986年(昭和61)11月1日 荷物取り扱いを廃止。
1987年(昭和62)3月1日 国鉄分割民営化を控え、名古屋鉄道管理局から大阪鉄道管理局へ移管。
1987年(昭和62)3月31日 貨物の取り扱いを再開。ただし、以降の貨物取り扱いの実績はなかった。
1987年(昭和62)4月1日 国鉄分割民営化により、在来線はJR西日本、新幹線はJR東海、貨物営業はJR貨物が承継。
1988年(昭和63)3月13日 路線愛称の制定により、東海道本線の当駅~京都間で「琵琶湖線」の愛称を使用開始。新快速が米原まで延長運転される。
1991年(平成3)9月14日 北陸本線田村~長浜間の電化方式を直流に変更し、京阪神方面から直通運転を開始。
1993年(平成5)3月 「ひかり」が初めて米原で「のぞみ」を待避するダイヤで運行される。
1998年(平成10)3月17日 新幹線乗換改札口に自動改札機を導入。
1998年(平成10)9月1日 東口新駅舎使用開始。これに伴い、旧7・8番ホーム横に新1~4番線を敷設、2・3番線の間にホームを設置し、新下りホームにされた。旧1番~5番ホームは廃止。旧7~10番ホームを5~8番に改称。在来線改札口に自動改札機を導入。
2003年(平成15)11月1日 JR西日本ICカードICOCA」の利用が可能となった。
2006年(平成18)10月1日 JR京都・神戸線運行管理システム導入。
2007年(平成19)6月8日 近江鉄道の駅舎・ホームを西側に移転。
2008年(平成20)12月10日 ホーム上の工事囲いのフェンスが貨物列車通過の風圧で飛散し、ホーム上の乗客2名とホーム誘導員1名が負傷した事故が発生。
2009年(平成21)3月7日 JR西日本5~8番のりばの彦根寄りのエレベーター・エスカレーター・階段がすべて供用開始。なお、この時点ですでにトイレのバリアフリー化は完了していた。
2009年(平成21)3月21日 JR西日本2・3番のりばの彦根寄りのエレベーター・エスカレーター・階段がすべて供用開始。また、自由通路および東口・西口エレベーターの供用開始。この自由通路の延長は230 mで、その内の138 mは既存の高架橋を使い、残りは新築したものである。
2009年(平成21)6月1日 東西自由通路から東海道新幹線を直接利用できる改札が新設された。
2009年(平成21)7月1日 在来線ホームの全面禁煙が実施。
2012年(平成24)4月5日 近江鉄道の新駅舎が開業。
2015年(平成27)3月12日 入線警告音の見直しに伴い、接近メロディ導入。
2016年(平成28)3月26日 ダイヤ改正に伴い特急「しなの」の大阪駅発着廃止に伴い当駅停車も廃止。JR西日本JR東海を跨いで走行する普通列車が廃止。
2018年(平成30)3月17日 JR西日本JR東海の在来線に駅ナンバリング導入。
2021年(令和3)3月13日 特急「はるか」の当駅発着が廃止。当駅がTOICAエリアに編入され、JR東海JR西日本のICサービスエリアを跨るICカード定期券が発売される。