駅の歴史と名所案内　池袋駅　IKEBUKURO STATION - 鉄道を主とした公共交通ブログ

駅名　池袋駅
旧漢字　池袋
よみ　いけぶくろ
歴かな　いけぶくろ
発音　イケブクロ
所在地　東京都豊島区南池袋一丁目28-2
電報略号　イケ(トキイケ)
事務管理コード　△442203
貨物取扱駅コード　4490・4491(西武鉄道)
マルス入力コード　トキイケ
マルスカナコード　イケブクロ
スリーレターコード　IKB
鉄道事業者　東日本旅客鉄道株式会社・東武鉄道・西武鉄道・東京地下鉄
所属路線　山手線・赤羽線・東武東上線・西武池袋線・東京メトロ丸の内線・有楽町線・副都心線
乗入路線　山手線(JY 13)
　　　　　埼京線(JA 12)
　　　　　湘南新宿ライン(JS 21)
　　　　　東上本線(TJ 01)
　　　　　西武池袋線(SI01)
　　　　　東京メトロ丸ノ内線(M 25)
　　　　　東京メトロ有楽町線(Y 09)
　　　　　東京メトロ副都心線(F 09)
キロ程　山手線　品川起点　15.4km
　　　　赤羽線　池袋起点　0.0km
　　　　東上本線　池袋起点　0.0km
　　　　西武池袋線　池袋起点　0.0km
　　　　丸ノ内線　池袋起点　0.0km
　　　　有楽町線　和光市起点　11.5 km
　　　　副都心線　和光市起点　11.3km
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

名所案内標記載事項(国鉄営業局昭和30年4月)
　記載なし。

歴史
JR東日本
1885年(明治18)　日本鉄道品川線開業時には当地は純然たる農村部であり駅は設置されなかった。その後目白駅と田端駅を短絡する豊島線(田端～巣鴨～雑司ヶ谷〈未成〉～目白、開業時には山手線に編入)が計画されるが、目白駅は地形から将来的な拡張に支障が予想されたため池袋駅を設けて接続するように変更された。
1902年(明治35)5月10日　日本鉄道品川線に池袋信号所が開設される。
1903年(明治36)4月1日　信号所が駅に昇格して池袋駅が開業。旅客営業のみ。同時に豊島線当駅～田端間が開通。
1906年(明治39)10月23日　貨物の取り扱いを開始。
1906年(明治39)11月1日　鉄道国有法により国有化。
1909年(明治42)10月12日　線路名称制定により山手線の所属となる。
1945年(昭和20)4月13日　太平洋戦争中に空襲に遭い駅舎が全焼、近隣の運輸通信省(当時)池袋電車区内を含めて留置していた電車151両・客車13両・貨車123両・機関車2両が全焼。
1971年(昭和46)10月1日　旅行センター開業。
1980年(昭和55)5月20日　貨物取り扱いを廃止。
1983年(昭和58)10月2日　ホームを1面増設。同時にこれまで現在の8番線から発着していた赤羽線列車を増設されたホームから発着させるとともに10両編成化した。旧4番線を一旦廃止。
1984年(昭和59)2月11日　東武鉄道線との連絡小荷物の取り扱いを廃止。
1985年(昭和60)9月30日　埼京線運転開始。
1987年(昭和62)4月1日　国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道の駅(山手線所属)となる。
1988年(昭和63)3月13日　東北線・高崎線列車の一部の当駅への乗り入れ開始に伴いホームを1面増設。
1990年(平成2)　旧4番線を8番線として使用再開。
1991年(平成3)3月19日　特急「成田エクスプレス」運転開始。
1992年(平成4)6月8日　メトロポリタンプラザの開店(6月10日)に先立ち、跨線橋とメトロポリタン口を新設。
1996年(平成8)4月11日　7・8番線ホームで、池袋駅構内大学生殺人事件がおこる。
2001年(平成13)11月18日　ICカード「Suica」の利用が可能となる。
2001年(平成13)12月1日　湘南新宿ライン運転開始。
2004年(平成16)6月：埼京線・湘南新宿ラインホームの形態を、それまでの1・2番線：湘南新宿ラインホーム、3・4番線：埼京線ホームから、1・4番線：埼京線ホーム、2・3番線：湘南新宿ラインホームに変更。同時に方向別化される。
2006年(平成18)3月18日　東武日光線直通特急「(スペーシア)日光・きぬがわ」が運行開始。
2008年(平成20)3月10日　フルカラーLED式発車標使用開始。
2019年(令和1)9月1日　東口のびゅうプラザ池袋訪日旅行センターが西口のびゅうプラザに統合し、運営がびゅうトラベルサービスに切り替えられる。
2019年(令和1)9月11日　メトロポリタン改札内にて、駅ナカシェアオフィス「STATION WORK」のブース型「STATION BOOTH」が開業。
2021年(令和3)10月17日　この日をもってびゅうプラザが営業を終了。
2022年(令和4)1月1日　メトロポリタン改札での対応を終日「お客様サポートコールシステム」に変更。
2022年(令和4)3月12日　成田エクスプレス・踊り子の乗り入れ終了。

東武鉄道
1914年(大正3)5月1日　東上鉄道線(現在の東武東上本線)の駅が開業。
1962年(昭和37)5月29日　駅上に東武百貨店が開店。
1983年(昭和58)8月22日　国鉄のホーム新設に伴い5～9番線だった発車番線を1～5番線に変更。
1992年(平成4)6月　東武百貨店の増床とメトロポリタンプラザの開店に伴い改装工事が完了。同時に現在のメトロポリタンプラザの敷地にある引き上げ線を廃止。発車メロディを導入。
2007年(平成19)3月18日　ICカード「PASMO」の利用が可能となる。
2008年(平成20)6月14日　座席定員制列車「TJライナー」運転開始。同時に5番線をTJライナーのりばとしても使用開始。発車メロディを変更。
2011年(平成23)3月12日　当駅を経由する二区間定期券の販売が開始される。
2015年(平成27)6月14日　発車メロディをクラシック音楽に変更。
2018年(平成30)4月21日　1番線でホームドアの使用を開始。
2019年(平成31)3月2日　2・3番線でホームドアの使用を開始。
2019年(平成31)3月22日　「北口」「南口」を「西口(北・南)」に変更。
2019年(令和1)12月21日　4番線でホームドアの使用を開始。

西武鉄道
1915年(大正4)4月15日　武蔵野鉄道線の駅として開業。
1922年(大正11)　直流電化(1500V)に伴う設備整備。
1935年(昭和10)　京濱デパート池袋分店、菊屋デパート開業(1940年より武蔵野デパート)。
1945年(昭和20)4月13日　太平洋戦争の空襲により駅舎が焼失。
1949年(昭和25)　武蔵野デパートを改称して西武百貨店(現在の西武池袋本店)が木造モルタル2階建てでオープン。その後、1960年代前半までに増築を行う。
1963年(昭和38)　私鉄初の10両編成運転開始。
1964年(昭和39)　池袋ショッピングパーク(ISP)開業(従来の地下駐車場を改装)。
1969年(昭和44)　特急「レッドアロー」の運行および国鉄との貨物受け渡し開始。
1974年(昭和49)　地下連絡通路が開通(それまでは跨線橋を使用)。
1976年(昭和51)　新秋津～所沢間の国鉄武蔵野線連絡線開設により当駅での国鉄との貨物受け渡しを廃止。連絡線の名残りは側線となり、現在は電留線として使用されている。
1980年(昭和55)　駅舎改良竣工。
1994年(平成6)　特急ホームの改装工事が竣工。
1998年(平成10)3月26日　1番ホームの西武百貨店への改札口を廃止、それまで臨時改札口だった西武南口が開業。
2001年(平成13)　バリアフリー化工事開始。
2004年(平成16)　椎名町寄りのホームの屋根をひばりヶ丘駅と同じドーム式のものへ改装する工事を開始。
2005年(平成17)12月1日　1・2番ホームの有効長を延伸し10両編成へ対応(使用は2006年3月のダイヤ改正以降)。
2007年(平成19)3月18日　ICカード「PASMO」の利用が可能となる。
2010年(平成22)4月1日　当駅を経由する特殊連絡定期券「だぶるーと」の販売が開始される。
2016年(平成28)3月5日　2番ホームにホームドア設置、稼働開始。
2017年度(平成29)　1・7番ホームを除く全ホームにホームドア設置、稼働開始。
2019年(平成31)3月25日　駅南側の線路上に西武ホールディングスの本社ビル・ダイヤゲート池袋が竣工。

東京メトロ
1954年(昭和29)1月20日　営団地下鉄丸ノ内線の駅が開業。当初は現在の渡り線の位置にあった仮設ホームで営業していた。
1960年(昭和35)11月6日　現在の丸ノ内線ホームが開業(公式サイトでは「池袋本駅」と記載)。これにより営業キロを0.2km延伸。
1974年(昭和49)10月30日　営団地下鉄有楽町線の駅が開業。自動改札機が設置される。ただし、一部駅施設の完成が遅れており、当初はホーム中央部から銀座一丁目寄りまでの仮施設(半分の長さのホーム)で営業していた。
1976年(昭和51)6月22日　丸ノ内線で駅冷房を開始。
1976年(昭和51)8月20日　有楽町線池袋駅本ホームが完成。先行して、同年6月には地下1階コンコース部分が完成していた。
1994年(平成6)12月7日　営団地下鉄有楽町線新線の駅が開業。駅名は「新線池袋駅」。方向幕や案内板では「新線池袋 (NEW LINE IKEBUKURO)」または「池袋（新線） (IKEBUKURO (NEW LINE))」の2種類が混在していたほか、西武鉄道の一部案内板では英字に「Shinsen-Ikebukuro」と表示されていた。
1999年(平成11)5月3日　女性駅職員の深夜勤務を営団で初めて実施(後楽園駅・四ツ谷駅と同時)。
2004年(平成16)4月1日　帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化に伴い、当駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される。
2006年(平成18)　丸ノ内線の駅にてホームドア稼働開始。
2007年(平成19)3月18日　ICカード「PASMO」の利用が可能となる。
2008年(平成20)4月1日　有楽町線新線の新線池袋駅にてホームドア稼働開始。
2008年(平成20)6月14日　副都心線開業。これに伴い、新線池袋駅を「池袋駅」に改称。
2009年(平成21)3月26日　駅ナカ商業施設「エチカ池袋」開業。
2009年(平成21)11月27日　商業施設「エソラ池袋」開業。「エチカ池袋」が拡大オープン。
2011年(平成23)1月22日　有楽町線のホームにてホームドアの使用を開始。
2011年(平成23)2月25日　有楽町線のホームにて発車メロディ使用開始。