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駅の歴史と名所案内 伏木駅 FUSHIKI STATION

駅名 伏木駅
旧漢字 伏木
よみ ふしき
歴かな ふしき
発音 フシキ
所在地 富山県高岡市伏木古国府1-20
電報略号 フキ(カナフキ)
事務管理コード △542103
貨物取扱駅コード 5821
マルス入力コード カナフキ
マルスカナコード フシキ
鉄道事業者 西日本旅客鉄道株式会社
所属路線 氷見線
乗入路線 氷見線
キロ程 氷見線 高岡起点 7.3 km
        

 

名所案内標記載事項(国鉄営業局昭和30年4月)
 伏木港 駅付近
 越中万葉(まんによう)集のの遺蹟(伏木を中心とする氷見線一帯)
   朝床に聞けば遙けし射水河 朝漕ぎしつつ唱ふ船人 大伴家持
 勝興寺 真宗本願寺派 法要1月15日、16日 境内は越中国府の趾 大伴家持(おゝともやかもち)居住地 西0.5粁
 気多神社 社殿は重要文化財 西2粁 

 

 

歴史
1900年(明治33)12月29日 中越鉄道の高岡駅伏木駅間開業にともない開業。一般駅。なお、当時は終着駅(起点駅)であった。
1912年(明治45)4月4日 中越鉄道が島尾駅まで延伸され、中間駅となる。
1914年(大正3)12月19日 富山県が当駅構内より河口に至る専用鉄道において運輸業務を開始する。
1919年(大正8)7月12日 当駅の移転新築を行う。
1920年(大正9)9月1日 中越鉄道の国有化により、鉄道省の駅となり、旅客に附随して手小荷物及び闊大貨物の取扱を行う。当駅を境に高岡方は中越線、氷見方は氷見軽便線となる。
1920年(大正9)10月27日 北海工業(日本製紙の前身の一つ、伏木工場を運営)等の専用鉄道が運行を開始する。
1922年(大正11)9月2日 軽便鉄道法廃止により、氷見軽便線が氷見線に改称される。
1928年(昭和3)11月28日 未明に駅舎が焼失する。なお、駅舎は改築中で、同日中に竣工の予定だった。
1942年(昭和17)8月1日 線路名称が改定され、中越線の高岡駅伏木駅間が氷見線編入されたことにより氷見線単独の駅となる。なお、これにより所属線区は中越線から氷見線に変更され、氷見線の起点は高岡駅に変更となる。
1952年(昭和27)12月26日 当駅を現在地に移転し、また新築を行う。
1953年(昭和28)7月1日 当駅~雨晴駅間に越中国分駅が開業する。
1974年(昭和49)10月1日 営業範囲を改正し、旅客、荷物及び車扱貨物を取扱う駅となる。
1984年(昭和59)2月1日 営業範囲を改正し、荷物の取扱を廃止する。
1987年(昭和62)4月1日 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道および日本貨物鉄道の駅となる。日本貨物鉄道の駅としては、車扱貨物を取扱う。
1996年(平成8)3月16日 日本貨物鉄道の駅において営業範囲を改正し、専用線発着コンテナ及び車扱貨物の取扱を開始する。
1997年(平成9)6月 伏木観光協会に駅業務を委託し簡易委託駅となる。
1999年(平成11)3月31日 当駅構内のキヨスクが閉店する。