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駅の歴史と名所案内 金沢駅 KANAZAWA STATION

駅名 金沢駅
旧漢字 金澤
よみ かなざわ
歴かな かなざは
所在地 石川県金沢市木ノ新保町1-1
電報略号 サワ(カナサワ)
事務管理コード △541449 7821501(IRいしかわ鉄道)
貨物取扱駅コード
鉄道事業者 西日本旅客鉄道株式会社・IRいしかわ鉄道
所属路線 北陸本線IRいしかわ鉄道
乗入路線 北陸本線
     IRいしかわ鉄道
キロ程 北陸本線 米原起点 176.6 km
    北陸新幹線 高崎起点 345.5 km
    IRいしかわ鉄道線 金沢起点 0.0km

 

 

名所案内標記載事項(国鉄営業局昭和30年4月)
 尾崎神社 本殿ほか二棟は重要文化財 南東1.5粁 市電、バスあり
 尾山神社 神門は重要文化財 尾山祭 6月14日、15日 南東2粁 市電、バスあり
 兼六園 指定名勝 日本三公園の一 桜の名所 南東3粁 市電、バスあり
 成巽(せいそん)閣 重要文化財 指定名勝の庭園あり 兼六園地内
 金沢城趾 前田利家の居城 石川門は重要文化財 兼六園に隣接
 兼六園球場 兼六園に隣接
 卯辰(うたつ)山公園 展望と森林美に富む 高山南坊の遺跡あり 東3粁 市電、バスあり
 大乗寺 曹洞宗 重要文化財指定の仏書多し 南7粁
 銭屋(ぜにや)五兵衛の遺跡(金石(かないわ)) 西北7粁 電車、バスあり
 湯涌(ゆわく)温泉 高原に位す 人造湖 プールあり 南東13粁 バスあり
 河北(かほく)潟 周囲25粁 釣魚の適地 当駅乗換粟ヶ崎駅付近
 加賀砂丘 わが国代表の砂丘内灘」村あり 河北潟に隣接
 白山 海抜2,702米、登路5時間 当駅乗換白山駅南42粁 夏期バスあり

 

 

歴史
1894年(明治27)6月 金沢市会が停車場の位置や連絡道路の意見書を可決し、鉄道庁に上申。この時点で候補地は金沢の外港金石とのアクセスを考え、金石往還を駅西大通りとする計画であった。その後、1896年(明治29)までに宗叔町、三社付近、広岡付近も候補地となった。
1896年(明治29)5月6日 この日までの論議の末、停車場は木ノ新保六番丁(白髪神社辺り)を中心とする同五番丁、七番丁の36,000坪に『三等停車場』として建設されることが決定する。
1898年(明治31)3月 初代東口駅舎(木造洋風建築、建築面積500m2)が竣工。この時点で西口は無く、畑地に隣接していて、敷地を隔てる柵も無かったという。
1898年(明治31)4月1日 官設鉄道北陸線小松駅~当駅間延伸開業に伴い、終着駅として開業。一般駅。
1898年(明治31)11月1日 官設鉄道北陸線当駅~高岡駅間延伸開業に伴い、途中駅となる。
1909年(明治42)10月12日 国有鉄道線路名称制定に伴い、北陸本線所属駅となる。
1938年(昭和13)10月1日 北陸本線当駅~津幡駅間が複線化。
1949年(昭和24)6月1日 日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道に継承。
1950年(昭和25)8月1日 金沢鉄道管理局が発足。
1954年(昭和29)7月25日 鉄筋コンクリート造4階建ての駅舎が開業。1階に駅施設、地階にステーションデパートが設けられた。
1960年(昭和35)9月28日 北陸本線西金沢駅~当駅間が複線化。
1963年(昭和38)4月4日 北陸本線福井駅~当駅間が交流電化。
1964年(昭和39)8月24日 北陸本線当駅~富山操車場(後の富山貨物駅)間が交流電化。
1972年(昭和47)4月1日 旅行センターの営業を開始。
1980年(昭和55)5月30日 高架化工事着工。
1985年(昭和60)3月7日 貨物業務を分離、金沢市高柳町へ移転。
1986年(昭和61)3月 高架本体工事着手。
1987年(昭和62)4月1日 国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道日本貨物鉄道の駅となる。この日よりJR西日本金沢支社が発足。
1990年(平成2)6月5日 旅客駅と下り貨物線が高架化。駅舎設備を高架下に移転。
1991年(平成3)4月1日 上り貨物線が高架化され、高架化完了。
2002年(平成14)10月21日 当駅~森本駅間の旅客線を旧・貨物線に移設。
2003年(平成15)6月12日 JR貨物の駅が金沢貨物ターミナル駅に改称。
2005年(平成17)3月20日 東口に「鼓門」および「もてなしドーム」が完成。
2015年(平成27)3月14日 北陸新幹線長野駅~当駅間が延伸開業。これに伴い、北陸本線の当駅~倶利伽羅駅間がIRいしかわ鉄道に移管され、同社との共同使用駅となる。在来線自動券売機はIRとJRが並置。新幹線改札口に自動改札機設置。北陸新幹線開業に伴い、一部が富山駅まで運行していた特急列車がすべて当駅始発・終着になる。従来の東口を「兼六園(けんろくえん)口」、西口を「金沢港(かなざわこう)口」に改称。
2017年(平成29)4月1日 在来線改札口で自動改札機の使用開始。
2017年(平成29)4月15日 ICカードICOCA」の利用が可能になる。
2020年(令和2)11月1日 「みどりの窓口」の営業時間を1日あたり4時間50分短縮。
2020年(令和2)12月12日 みどりの券売機プラスを2台導入。