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駅の歴史と名所案内 名古屋駅 NAGOYA STATION

駅名 名古屋駅
旧漢字 名古屋
よみ なごや
歴かな なごや
発音 ナゴヤ
所在地 名古屋市中村区名駅一丁目1-4
電報略号 ナコ(ナコナコ)
事務管理コード △530116
貨物取扱駅コード 5412
マルス入力コード ナコナコ
マルスカナコード ナゴヤ
スリーレターコード 
鉄道事業者 東海旅客鉄道日本貨物鉄道名古屋臨海高速鉄道名古屋市交通局
所属路線 東海道本線
乗入路線 東海道本線(CA68)
     中央本線(CF00)
     関西本線(CJ00)
     あおなみ線(AN01)
     地下鉄東山線(H08)
     地下鉄桜通線(S02)
キロ程 東海道本線 東京起点 366.0km
    中央本線 東京起点 396.9km
    関西本線 名古屋起点 0.0km
    あおなみ線 名古屋起点 0.0km
    東山線 高畑起点 6.6km
    桜通線 太閤通起点 0.9km
                                         

 

名所案内標記載事項(国鉄営業局昭和30年4月)
 名古屋城跡 指定史跡 国宝多数 天然記念物かやの木 市電名古屋城前下車
 那古野神社 天然記念物 くろがねもちの木 市電名古屋城前下車
 東山公園 園域約25万坪 動物園 植物園 児童園あり 市電東山公園下車
 中村公園 豊臣秀吉誕生の地 市電中村公園下車
 中日スタジアム 南 徒歩15分
 瑞穂グランド 萩山公園内にあり 市電瑞穂運動場前下車
 振甫プール 市電池下下車
 徳川美術館 徳川園内にあり 市電徳川町下車
 覚王山日泰寺 シャム国皇帝から贈られた黄金仏あり 市電覚王山下車
 東本願寺別院 真宗大谷派 市電東別院下車
 大須観音(真福寺) 真言宗 市電大須下車
 八事興正寺 古義真言宗 市電八事下車

 

 

歴史
1886年(明治19)5月1日 官設鉄道の名護屋駅として、熱田駅清洲駅(初代、現在の枇杷島駅)間に新設開業。当時、ホームは2面2線のみであった。東海道本線が全通する1889年(明治22)までに、2つのホームの間に中線が敷設された。
1887年(明治20)4月25日 名古屋駅に改称。
1891年(明治24)10月28日 濃尾地震が発生、初代駅舎が倒壊。駅舎は1892年までに再建。
1895年(明治28)4月1日 線路名称制定。東海道線の所属となる。
1895年(明治28)5月24日 関西鉄道線(現在の関西本線)の名古屋駅が開業。
1896年(明治29)7月6日 関西鉄道が現在の名古屋車両区付近に愛知駅を開設。
1898年(明治31)5月6日 名古屋駅前に名古屋電気鉄道(後の名古屋市電)が乗り入れ。
1900年(明治33)7月25日 中央西線となる路線が多治見駅まで開業。この時に、東海道線上りホームの一部を使用して切欠きホーム1線が設置された。
1907年(明治40)10月1日 関西鉄道が国有化。
1909年(明治42)6月1日 愛知駅を統合。
1909年(明治42)10月12日 線路名称制定。当駅を通る東海道線の本線筋は東海道本線多治見駅方面の路線は中央西線、旧・関西鉄道線は関西本線となる。
1911年(明治44)5月1日 東海道本線貨物支線(名古屋港線)が開業。同日の線路名称改定で、中央西線中央本線編入
1913年(大正2)7月1日 関西線専用ホーム1面2線を新設。
1913年(大正2)8月21日 構内に名古屋工場を新設。
1925年(大正14)1月16日 稲沢駅構内に稲沢操車場が開業、当駅での貨車組成を廃止。
1935年(昭和10)11月16日 構内に客車操車場(現・名古屋車両区)を新設。
1937年(昭和12)2月1日 現在地に移転・高架化、3代目の駅舎が使用を開始。貨物取扱施設を分離し笹島駅が開業。移転前のホームは2面5線であったが、高架化に伴い4面8線に拡張された。当時は1~15番線があり、3・4番ホームが東海道本線上り、5・6番ホームが同線下り、7・8番ホームが中央本線、10・11番ホームが関西本線ののりばとなっていた。また、中央本線東海道本線の東側を通っていたが、高架化により名古屋駅付近は西側を通るようになった。移転前は軌道中心間隔が約3.8mと狭かったが、高架化に伴い軌道中心間隔を約4.6mに拡大された。将来の標準軌(1435mm軌間)への改軌を考慮したため。
1938年(昭和13)6月26日 関西急行電鉄(現・近畿日本鉄道)関急名古屋駅(現・近鉄名古屋駅)開業。
1941年(昭和16)8月12日 名古屋鉄道新名古屋駅(現・名鉄名古屋駅)開業。
1945年(昭和20)3月19日 名古屋大空襲で駅舎が火災に遭う。
1946年(昭和21)1月11日 進駐軍専用待合室の使用開始。
1950年(昭和25)1月19日 建設省告示第9号で名古屋市営地下鉄の計画決定。
1950年(昭和25)6月1日 東海道本線貨物支線(西名古屋港支線)が開業。
1953年(昭和28)7月21日 東海道本線浜松駅~当駅間電化により、当駅で電気運転を開始。当駅の在来線構内の架線の高さはレール面上より5mとされた。
1954年(昭和29)8月 名古屋市営地下鉄名古屋駅栄町駅間(現・栄駅)の建設工事が着工。
1956年(昭和31)4月15日 自動券売機設置。
1957年(昭和32)11月15日 名古屋市営地下鉄1号線(後の東山線)名古屋駅開業。
1959年(昭和34)11月26日 12・13番線ホームを新設。
1964年(昭和39)10月1日 東海道新幹線名古屋駅が開業。新幹線用ホーム2面4線を新設。
1966年(昭和41)6月29日 0・1番線ホームを新設。
1968年(昭和43)9月1日 地下鉄1号線名古屋駅のホーム延長、乗車・降車区分使用開始。
1969年(昭和44)4月1日 南口(現在の広小路口)開設。南通路はそれまでは貴賓通路として使用されていたものである。
1969年(昭和44)4月1日 地下鉄1号線中村公園駅名古屋駅間および星ヶ丘駅~藤ヶ丘駅(現・藤が丘駅)間が開業、中間駅となる。
1969年(昭和44)4月25日 地下鉄1号線の愛称を東山線と決定。
1969年(昭和44)10月1日 当日のダイヤ改正により、当駅発着の定期旅客列車から関西本線を最後に蒸気機関車が消える。
1971年(昭和46)4月26日 当駅を経由する貨物列車からも蒸気機関車が消える。
1972年(昭和47)3月1日 名古屋市電の名古屋駅前電停が廃止。
1982年(昭和57)3月15日 寝台特急紀伊」の下り列車が当駅10番線で衝突事故。
1982年(昭和57)12月1日 国鉄在来線で全国初のホーム案内放送を自動化。
1983年(昭和58)4月1日 新幹線のホーム案内放送を自動化。
1986年(昭和61)11月1日 笹島駅が廃止される。
1987年(昭和62)3月31日:貨物取扱再開(書類上)。
1987年(昭和62)4月1日:国鉄分割民営化により国鉄の駅は東海旅客鉄道日本貨物鉄道が承継。同時に名古屋港線の起点は、実際の分岐点である山王信号場に改められ、書類上当駅には乗り入れなくなる。
1987年(昭和62)7月1日 名古屋港線上に臨時駅のナゴヤ球場正門前駅を開設。当駅から気動車を運行。
1988年(昭和63)3月13日 0・1番線ホームを1・2番線ホームに改称。
1988年(昭和63)12月21日:従来の北口・中央口を桜通口に、西口を太閤通口に、南口を広小路口にそれぞれ改称。
1989年(平成1)7月12日 太閤通北改札口開設。
1989年(平成1)9月10日 名古屋市営地下鉄桜通線名古屋駅が開業。
1991年(平成3)11月30日 全国唯一の駅内銭湯であった早川浴場がこの日限りで閉店。
1992年(平成4)3月14日 東海道新幹線に「のぞみ」が新設され、朝の下り列車である「のぞみ301号」が新幹線で初めて当駅と京都駅を通過するダイヤを組んだため、「名古屋飛ばし」として話題になった(名古屋飛ばしは1997年11月29日をもって廃止された)。
1992年(平成4)6月27日 在来線中央改札口に自動改札機を導入。
1993年(平成5)2月2日 駅ビル解体工事開始。
1993年(平成5)3月13日 在来線広小路改札口に自動改札機を導入。駅ビル改築工事のため1・2番線ホーム使用停止。
1994年(平成6)10月8日 名古屋港線ナゴヤ球場正門前駅への運行をこの日限りで終了。
1998年(平成10)3月12日 新幹線改札口に自動改札機を導入。
1998年(平成10)12月2日 仮改札口となっていた桜通口改札口が再開、同時に自動改札機を導入。
1998年(平成10)12月7日 1・2番線ホーム使用再開。
1999年(平成11)12月20日 JRセントラルタワーズ開業。
2002年(平成14)2月26日 JR東海セントラルタワーズが「世界最大の駅ビル」としてギネスブックに登録される。
2004年(平成16)10月6日 JR東海の西名古屋港支線を旅客化し、名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線(あおなみ線)として開業(開業時よりトランパスを導入)。
2006年(平成18)11月25日 JR東海ICカードTOICA」の利用が可能となる。
2008年(平成20)10月23日 あおなみ線名古屋駅で初発列車の手歯止め取り外し忘れにより脱線事故が発生。
2011年(平成23)2月5日 名古屋市営地下鉄桜通線可動式ホーム柵使用開始。
2011年(平成23)2月11日:名古屋市営地下鉄あおなみ線ICカードmanaca」の利用が可能となる。
2014年(平成26)9月25日 未明の大雨により、隣接のJPタワー名古屋工事現場から東山線の駅構内へ浸水。9時間15分にわたり運転見合わせ。
2015年(平成27)10月25日 地下鉄東山線可動式ホーム柵使用開始。
2016年(平成28)1月16日 リニア中央新幹線工事に伴い、在来線北通路から中央コンコース北側につながる中央北口新設。太閤通北改札口の閉鎖に伴うもの。
2016年(平成28)3月9日 新幹線ホームの可動式安全柵設置完了。
2016年(平成28)3月26日 ダイヤ改正に伴い、特急「しなの」の当駅以西(大阪方面)の乗り入れが廃止される。「しなの」は、当駅で長野方面へ折り返すようになる。これに伴い、全ての特急列車は当駅発着になり、中央西線から東海道線に直通する列車は平日の2本のみとなる(多治見発普通岐阜行きと 高蔵寺発快速岐阜行きのみ)
2018年(平成30)3月17日 リニア中央新幹線工事に伴い、2番線使用停止。同時期に在来線に駅ナンバリング導入。
2019年(令和1)10月1日 リニア中央新幹線工事に伴い、1番線を使用停止し、2番線を使用再開。
2020年(令和2)6月6日 リニア中央新幹線建設工事のため地下鉄駅通路・出入口の一部を閉鎖。
2022年(令和4年)3月12日:同日のダイヤ改正で、中央本線から東海道本線岐阜駅まで直通する列車を廃止。中央本線の列車はすべて当駅始発・終着となる。